【特別編】カナタカユウ様作品特集
今回から特別編と題しまして、特定の「何か」をピックアップしてご紹介する枠を設けてみる事にしました。これはホラーや百合などお題を変えながら、今後も不定期に行う予定です。
第一回目はこのブログでは安心カテゴリーでお馴染み。前回最新作までレビューさせて頂きました、カナタカユウ様制作シリーズです！
カナタカユウ様は世界観を同一としていながら、ふりーむ！にて発表されている作品のテイストがどれも異なると言う大変芸の幅が広いお方です。
わかりやすくも斬新なシステム。日常に交ざるファンタジーと、人の心に添うような切なくも温かいストーリーで、大人から子供まで安心してプレイ出来る所が特徴。何やら不思議な事情を抱えているらしい彼女達の、これからの展開にも期待です。
それでは「続きを読む」にて順番にご紹介とレビューのリンクを並べていこうと思います。
一作目、hôtel de noyerの招かれざる客人
不思議なホテルの中、様々な異形に囲まれながらも少女すばると少年リオ、そして異形のトキワが手を取り合い脱出へ向かい奔走する、謎解き探索ADV。後半は少年漫画の趣があります。
ここから三人の物語が始まりまったんですねえ。シリーズを追っている身としては、プレイしてそう長い月日が経った訳でもないのに懐かしさを覚えます。
トゥルーエンドでの感動は新しく、今も思い出そうとするだけで涙腺が刺激されます…。
二作目、White Crownの実像
鏡の国のアリスをモチーフとした、謎解き探索ゲーム。
登場するキャラクターやマップがユニーク。
そしてやっぱり一作目に出演したキャラクターが続投しているのが嬉しい！
チェス盤の如き赤白の地面を上塗りするように新しいパネルを敷き、そこを進んでいくと言うシステムですが、パネルの入手出来る数には限りがある為、色々と考えさせられて非常に面白かったです。
三作目、惑いの夜と誘いの影
こちらは前の二作とはメインキャラクターががらっと異なります。こちらも前作の三人と負けず劣らず魅力的。そしてエンディング次第では…？
怖いと言うよりは不思議な、いやでもやっぱり怖い。そんな感じのホラーテイストホラーファンタジー。個人的に一番怖かったのは、全然わからない道順でした…。
現代日本にファンタジー要素を上手く落とし込める所が凄いなと、改めて感心した一作でした、どんどん真相へ近付いて行くのが面白かったです！
四作目、虹の果ての青
一作目で少女すばるとW主人公をはった少年リオが主人公！
サブキャラクターとしてすばるとトキワも登場します。
そしてそのすばるの為にと二人が頭を捻って思いついたプレゼント、青いヒスイ。その捜索をすごろくで表現するユニークな作品です。
謎めいた新キャラクターと、今まで沢山の謎に触れた少年リオの組み合わせはぴったりでした。
以上ゲーム四作品のレビュー記事を並べてみました！
ゲームではこの並びですが、実は作者様公式サイトの方では幕間の短編小説が二編公開されております。一作目と四作目の後ですね。ストーリー間の補足にもなっていますので、こちらも是非ご覧になってください！
公式サイトへはhttp://kanata-port.com/wordpress/からどうぞ。
なんとアプリ版も出ているそうで！スマートフォンからでも手軽に楽しめるって良いですね。
それとプレイヤー的に物凄く大事なお話。公式サイトに、攻略情報が掲載されております！謎解きにいつも躓いてしまう自分のような方でも攻略可能！この機会にプレイしてみてください！
以上、第一回特集コーナーでした！
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